○舞鶴市消防機械器具に関する規程

昭和45年7月20日

消本訓令甲第2号

目次

第1章 総則(第1条―第3条)

第2章 整備管理者等(第4条―第6条)

第3章 運転(第7条―第13条)

第4章 整備(第14条―第21条)

第5章 事故の予防と処置(第22条―第24条)

第6章 雑則(第25条―第28条)

附則

第1章 総則

(目的)

第1条 この規程は、別に定めがあるもののほか、消防機械及び器具(以下「機械器具」という。)の管理、取扱い等について必要な事項を定めることを目的とする。

(用語)

第2条 この規程における用語の意義は、次の各号に定めるところによる。

(1) 消防機械 消防自動車、救急自動車、その他の車両及び小型動力ポンプをいう。

(2) 消防器具 前号の消防機械に積載又は附属した器具並びに山林火災用等の器具をいう。

(管理責任)

第3条 所属長は、当該所属に配置された機械器具の適正な管理を行わなければならない。

第2章 整備管理者等

(整備管理者)

第4条 消防署に道路運送車両法(以下「車両法」という。)第51条に定める資格を有する整備管理者を置く。

2 整備管理者は、警防係整備主任を充てる。ただし、特別の必要があると認めたときは、これによらないことがある。

3 整備管理者は、次の各号に掲げる事項を処理する。

(1) 点検の実施方法を定め、実施すること。

(2) 運行の可否を定め、及び使用上の制限を付すること。

(3) 定期点検の実施方法を定め実施すること。

(4) 第1号及び前号の点検のほか、随時点検を実施すること。

(5) 点検の結果に基づく必要な整備計画を定め実施すること。

(6) 点検及び整備に関する記録簿を管理すること。

(7) 自動車車庫を管理すること。

(8) 前各号に掲げる事項を処理するため、運転者及び整備管理補助者等を指導し又は監督すること。

(安全運転管理者)

第5条 消防署に道路交通法(以下「道交法」という。)第74条の2に定める安全運転管理者を置く。

2 安全運転管理者は、消防署長(以下「署長」という。)をもってこれに充てる。ただし特別の必要があると認めたときはこれによらないことがある。

(整備管理補助者及び安全運転管理補助者)

第6条 所属長は、整備管理者及び安全運転管理者の業務を補助させるため、整備管理補助者及び安全運転管理補助者を指名しておかなければならない。

第3章 運転

(運転業務に従事する者の指名)

第7条 所属長は、あらかじめ車両の運転業務に従事する者を指名しておかなければならない。

(運転者の要件)

第8条 車両の運転は、道交法に基づく運転免許を受けた者で、前条の規定により指名を受けた者又は安全運転管理者から、車両及び行先又は目的を定めて、特に車両の運転を命ぜられた者でなければ運転してはならない。

(事故防止検討会等)

第9条 安全運転管理者又は整備管理者は必要のつど、運転者等に対し交通事故例の検討等必要な事項について検討会等を実施し、車両の事故防止に努めなければならない。

(運転中の安全確保)

第10条 運転者は運転に際し、道路及び交通の状況等により車両の装置又は配置器具等を活用して、安全確保に努めなければならない。

2 運転及び同乗者は、安全確保のため相互に協力し事故防止に努めなければならない。

(過労運転等の防止)

第11条 運転者は、過労、病気、その他の理由により正常な運転ができないおそれがある場合は、所属幹部を経て安全運転管理者に申し出なければならない。

2 安全運転管理者は、前項の申し出があった場合、又は運転者が前項の状態にあると認めた場合は、所属長に報告し、当該運転者の交替等必要な処置を行わなければならない。

(運転方法)

第12条 車両の運転は道交法その他道路交通に関する法令の規定によるほか、次の各号に掲げる方法により行わなければならない。

(1) 運転中に人、車両等の障害物を認めたときは、その障害物が確実に避け退く態度に移らなければ進行を続行しないこと。

(2) 交差点その他障害物の出現が予想される場所においては、障害物が出現した場合、直ちに停止又は避けることができる速度と方法で進行すること。

(3) 緊急自動車として、車両の通行及び通行方法について禁止又は制限されている道路をやむを得ない事由により通行するときは、特に安全を確認し、他の交通に注意すること。

(4) 緊急自動車として信号機の設置されている交差点を「止まれ」「一時停止」又は「注意」の信号時に通過するときは、一時停止を行った後他の交通に注意し徐行して進行すること。

(5) 特に必要のある場合のほか、緊急自動車相互の追越し又は追抜きは行わないこと。

(6) 徐行又は後退するときの運転速度は10キロメートル毎時をこえないこと。

(乗車方法等)

第13条 車両の乗車及び下車並びに発車は次の各号に掲げる方法によらなければならない。

(1) 車両に乗るときは、走行中における急停車等による危害防止に留意して設備された場所、又は安全な位置に乗車すること。この場合において分隊長又はその職務を代行する物は、運転者に最も指示の与えやすい座席に位置するものとする。

(2) 発車は全員が乗り終わった合図があった後に行うこと。

(3) 車両から下車するとき、又は車両の走行中の装備等を操作するときは、運転者に合図をし、その確認があった後に行うこと。

第4章 整備

(整備の実施)

第14条 車両の整備は次により実施するものとする。

(1) 始業点検整備

(2) 使用後点検整備

(3) 毎週点検整備

(4) 定期点検整備

(5) 特別点検整備

(始業点検整備)

第15条 始業点検整備は車両法に基づき運転者が1日1回その他運行前に所属部署で行うものとする。

(使用後点検整備)

第16条 使用後点検整備は運転者が使用の都度次の各事項を所属部署で行うものとする。

(1) 機械各部の清掃洗浄

(2) 冷却水の検査補給又は取換

(3) 各部の滑油検査

(4) ガソリン積載量の検査補給

(5) 長時間使用の場合は点火栓の検査清掃

(6) ポンプ「ドレン」の排水

(7) 悪水使用の場合は清水によるポンプ内の循環清掃

(8) その他各種器具の検査調整整備

(毎週点検整備)

第17条 毎週点検整備は、1週1回の日割を定めて整備管理者、運転者等が次の各事項を所属部署で行うものとする。

(1) 機械各部の検査、清掃、調節、注油

(2) 各種器具の検査、清掃、せいとん

(3) 冷却水の取替

(4) 各部の滑油検査、補給又は取替

(5) ガソリン積載量の検査補給

(6) 点火栓の清掃

(7) 蓄電池の検査、清掃、処置

(定期点検整備)

第18条 定期点検整備は、車両法に基づく定期点検の結果、整備管理者及び運転者等が定期的に所属部署で行うものとする。

(特別点検整備)

第19条 特別点検整備は、所属部署において処理できない点検整備を、消防本部整備工場で行うものとする。

(ポンプの整備)

第20条 消防自動車に装備された消防ポンプ及びその他の消防ポンプ、特殊装備又は附属器具の点検整備については、車両の整備に準じて行うものとする。

(ホースの程度による区分)

第21条 ホースは、その損耗の程度により次のとおり区分する。

程度区分

損耗の程度

修理箇所がなく、機能が良好なもの

10ケ所程度までの小修理がなされているが機能が良好なもの

甲、乙、及び丁以外のもの

7kg/m2の水圧に耐えず修理を施しても消防用として使用できないもの

第5章 事故の予防と処置

(異状の発見と処置)

第22条 機械器具の使用及び点検に際しては、常に計器及び異音に注意し、異状の発見に努めなければならない。

2 機械器具について異状を認めたときは、直ちに使用を停止して点検を行い、必要な応急修理及び調整を行わなければならない。

3 整備管理者は機械器具について故障を認めたときは、その状況及び処置を所属長に報告しなければならない。

(交通事故の場合の措置)

第23条 運転者は、交通事故を起こした場合は道交法第72条第1項に定める必要な措置を講じるとともにその状況を所属長に報告しなければならない。

2 緊急自動車の運転者は、交通事故を起こした場合で、その用務の緊急度と事故の程度等から判断して、引き続き運転する必要があると認めたときは、当該車両の乗車員をして、前項に定める必要な措置を講じさせなければならない。

3 前各号の交通事故に際し指揮者が同乗している場合は、指揮者が必要な指示及び処置を講じなければならない。

(交通事故等の報告)

第24条 署長は、当該所属に配置されている車両に交通事故があったときは、事故の大小に拘らず消防長に顛末を即報しなければならない。

第6章 雑則

(簿冊)

第25条 主力機械ごとに機械台帳(様式第1号)を備えその規格、構成並びに使用状態、修理、改善、事故、配置変更、附属品の増減、その他の事項を記載するものとする。

第26条 整備日誌には出場、整備、故障、修理、事故、燃料消費及び補給、走行粁等その他交替引継に必要な事項を記載するものとする。

(報告)

第27条 署長は配置の消防機械及び器具に故障を生じたときは速かに消防長に報告しなければならない。

修理を完了した時もまた同様とする。

第28条 署長は、次の各号に掲げる月報を作成し翌月の7日までに消防長に報告しなければならない。

(1) ○月分ホース保管状況報告(様式第2号)

(2) ○月分消防燃料消費報告(様式第3号)

(3) ○月分自動車使用報告(様式第4号)

(4) ○月分消防主力機械修理状況報告(様式第5号)

(5) ○月分消防団用消防燃料消費報告(様式第6号)

附 則

1 この訓令は昭和45年7月20日から施行する。

2 消防主力機械整備規程(昭和26年4月1日舞鶴市消防本部訓令乙2号)は廃止する。

画像画像画像

画像

画像

画像

画像

画像

舞鶴市消防機械器具に関する規程

昭和45年7月20日 消防本部訓令甲第2号

(昭和45年7月20日施行)