●【動物編 魚類】Top  
 観察時期
3〜4月頃(河川を遡上)
 形態・分布・生態的特徴等
●レッドデータ 環境省:準絶滅危惧(NT)、京都府:準絶滅危惧種
●遡河性魚類
●形態:体長5cm
●分布:北海道、本州、四国、九州の河川の下流〜河口域及び内湾
●特徴:春までは海で過ごし、初春に産卵のため川の下流まで上ってくる。石の裏側に産卵床をつくり、オスが卵を保護する。寿命は1年。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 ギフチョウが、春の女神と呼ばれるなら、イサザは春の食のキングと言えるでしょう。春の彼岸の前後1週間が最盛期です。河口の浅瀬には多くのイサザ漁エリと呼ばれる仕掛けが並びます。春の風物詩の一つです。産卵期のために海から登ってきます。卵焼きに、おどり喰いに、食し方は色々あります。筆者も大好物です。「水増して いさざとれぬ日 続きけり(圓嶺)」。

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