●【動物編 両生類】Top  
 観察時期
通年(冬は冬眠)
 形態・分布・生態的特徴等
●日本固有種
●国指定特別天然記念物(地域定めず)
●レッドデータ 環境省:準絶滅危惧(NT)、京都府:絶滅危惧種
世界最大の両生類
●形態:体長50〜120cm。頭部に多数のイボ状突起がある。目と鼻孔は小さい
●分布:岐阜県以西の本州と四国、九州の一部
●特徴:渓流に棲み、サワガニ、魚類、カエルなどを捕食する。8〜9月に川岸や石の下に巣穴をつくり数珠状の卵塊を産む。数は約500個。約3年で変態する。寿命100年。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 舞鶴市内の各河川の上流部では割合多く棲んでいますが、近い将来において絶滅の危険性が高いものと考えます。和名の由来は、刺激すると山椒のような匂いの液を出すからとか、山椒の木肌に似ているとか言われています。太古からほとんど姿が変わらないことから「生きた化石」と呼ばれています。別名を「ハンザキ」と呼ばれ、半分にさいても生きていると言われる程生命力が強いです。岸谷(きしだに)地区には京都府最大級の個体が棲んでおり何度かテレビにも紹介されました。大雨で流されても同じ巣穴に戻ってきますが、全身傷だらけなって帰ってきているさまは実にけなげなものです。