●【動物編 爬虫類】Top  
 観察時期
通年(冬は冬眠)
 形態・分布・生態的特徴等
●日本固有種
●レッドデータ 京都府:要注目種
●形態:全長1〜1.4m。体鱗19列。基色はオリーブ褐色で、体の前半部には赤い斑紋が目立ち、全体に黒褐色とくすんだ緑色の帯状、またはぶち模様がある。地方によってはほとんど緑や赤のないものもある。上あご後方の2本の大きな歯と前の歯とにすき間があり、頸部には有毒の頸腺(けいせん)がある
●分布:本州、四国、九州、朝鮮半島など
●特徴:体色や斑紋には変異が多い。頸腺は自衛用の武器で、この部分に敵が噛みつくと毒が飛び出して損害を与える。卵生。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 近頃、ヘビ類の姿がめっきりと少なくなりました。ところが、ヤマカガシだけはどうしたことか増え始めています。このヘビはおとなしいが、猛毒をもっています。ハブよりも強いくらいの毒を持っていて、マムシなどの比ではないらしいです。だいたいは山の麓にいることが多く、姿を見れば近づかないことが一番。自分から襲ってくることはまずないです。筆者の子供の頃はよくこの美しいヘビと遊んだものですが、一時期、姿が見えなくなっていました。

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