●【動物編 哺乳類】Top  
 観察時期
通年
 形態・分布・生態的特徴等
●形態:体長105〜155cm、体高58〜86cm、体重100kg前後。角は生後2年しないと生えてこない。年齢により角の発達が異なり、枝角は次第に増え、長さ70cm、4尖にまでになる
●分布:日本、台湾、中国。日本では、本州、四国、九州
●特徴:森林に生息し、夏には体毛は鹿の子模様が現れる。冬は1頭のオスが10頭前後のメスとハーレムを作る。寿命はオス10〜12年、メス15〜22年。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 京都府内では増殖しているため、頭数を決めて狩猟が行われています。しかし角が立派なオスばかり狩られるために、個体数は変わることはありません。本当に数を減らしたければメスを狩らなければ減殖は難しいです。市内の山中で見かけるものはほとんどが単独のオスであり、まれにメスの子連れを見かけます。春先の山中で落ち角が見られます。シカの肉は柔らかく実に美味です。ステーキや焼き肉、シチューなど色々使用できますが、日本ではあまり知られていません。ただ、生食はあまりおすすめできません。寄生虫がいる可能性が高いからです。