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 観察時期
通年
 形態・分布・生態的特徴等
●日本産モグラのうち最大の種
●形態:体長15〜18cm
●分布:本州中部以西、四国、九州
●特徴:平地から低山にかけて土壌が柔らかくよく発達した土地を本種が占め、それ以外の山地などをアズマモグラが占めて、棲み分けをしている。ミミズ、ムカデ、昆虫の幼虫などの無脊椎動物を捕えて食す。交尾期は3〜5月で、仔は4〜6月に生まれ、繁殖期以外は単独生活をする。1産2〜6仔、普通4仔である。寿命は3〜4年。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 舞鶴市内で一番多く見られるのは舞鶴自然文化園でしょう。入口を入ってすぐ左側の丘陵の草原地帯に行くと、そこかしこに土が盛り上がっています。これがモグラのトンネルです。モグラの毛皮は大変柔らかく、肌ざわりはミンクなみのしなやかさがあります。筆者はモグラの毛皮で作ったショール(肩掛け)を知っていますが、それは素晴らしいものでした。