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 観察時期
夏鳥
 形態・分布・生態的特徴等
●形態:全長13.5cm。オスはのどから胸にかけて橙黄色、腹は黄色く背中と尾羽は黒色。メスは全体的にオリーブ褐色で地味である
●特徴:冬はフィリピン、インドシナ半島などに渡り、日本には春に夏鳥として飛来する。昆虫を主食とし、飛ぶ虫を空中で捕る。秋には木の実も食べる。平地の比較的自然性の高い樹林に生息する。主に落葉広葉樹の樹洞、幹のへこみに枯草、細根で皿巣をつくり、4〜5卵を産む。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 キビタキは、舞鶴市内では割合多く生息していますが、他地方では生息の少ない鳥です。50年程前はほとんど生息していなかったですが、最近、市内で増えてきた鳥です。広葉樹林や竹林のある山ならどこでも繁殖しています。声も姿も美しく、その鳴き声は「ビッコロ、ピッコロ、オーシーツク、オーシーツク」で、セミの「ツクツクボウシ」に似ているとも言われています。この鳥は竹巣箱を設置してやると営巣することがあります。