●【景観・地形・地質編】Top
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜

 岡田(おかだ)地域に入ると見えるピラミッド型の峰(標高407.8m)で、砥石に利用していた泥岩(古生代末の下見谷(しもみだに)層)が中腹にあるので砥石岳(といしだけ)と呼ばれていますが、地元では嶽山(だけやま)と親しまれています。ふもとの大俣(おおまた)や小俣(こまた)地区には鉄や銅を採掘していた鉱山跡があります。ふもとから見上げる秋の紅葉と大江山(おおえやま)から望む雲海に浮かぶ尖峰は実に素晴らしい。近年、「加佐(かさ)ふるさと塾」のメンバーによって造られた登山道を登り、頂上から望む景色も見るべきものがあります。また、ふもとの地区には、大江山へ鬼退治に向う源頼光(みなもとのよりみつ)の戦勝を祈った「地頭(じとう)太鼓」と凱旋を祝った「大俣太鼓」が伝承され、舞鶴市無形民俗文化財として有名です。