●【景観・地形・地質編】Top
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜

 成生(なりゅう)地区は大浦(おおうら)半島の最北端にある漁村です。周囲にはスダジイが多く自生し、5月頃に黄色く染まります。正面に海が広がり、浜には舟屋が並んでいます。その中でも土壁造りの2階建て連棟形式の舟屋が目をひきます。「祟神(すじん)天皇の頃、日子坐王(ひこいますのみこと)が将軍として、土蜘蛛(つちぐも)征伐の際、不思議によろいやかぶとが鳴り響いた所を鳴生(成生)という」伝説が地名の由来です。成生岬には日本最大クラスのスダジイ巨木(舞鶴市指定天然記念物・Topページ写真)が自生するなど、漁師が魚を集める森として大切にしてきた魚付林(うおつきりん・京都府指定保安林)が今も豊な海を育んでいます。

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