●【景観・地形・地質編】Top
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜

 上東(かみひがし)地区にある農業用の灌漑(かんがい)用水池で、江戸時代の終わり頃、文化7年(1810)から3年がかりで造られ、文化9年(1812)に完成しました。西舞鶴の市街地から国道27号線で加佐(かさ)方面へ行く途中、滝尻峠(たきじりとうげ・通称:藤津峠(ふじつとうげ))のそばにあります。峠の東側・上福井(かみふくい)地区と西側・上東地区の両方の田畑に灌漑しています。この工事で当時の郡奉行の林 六三郎(はやしろくさぶろう)や村民まで功労者となり、その技術が以後の築堤に大きく生かされました。六三郎は北近畿タンゴ鉄道(KTR)四所(ししょ)駅前の八幡(はちまん)神社の中にある豊池神社に祀られています。