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平成27年12月28日 仕事納めに伴う部課長会での市長訓示(要旨)

[2016年4月13日]

ID:27

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平成27年の仕事納めにあたり、この1年を振り返り、感想とお礼を述べたい。

まずもって今年一年、全職員の皆さま、とりわけここに出席しておられる幹部の皆さまには、市政の推進に格別のご協力いただきこの場をお借りして、厚く御礼を申し上げる。

私にとりましては、2期目のスタートの年であり、ターゲットイヤーとしての基礎固めをする年であり、言い方を換えれば、平成28年以降に大きく飛躍するための準備を完了する年でもあった。

先ず、私が入庁して以来、申し上げてきた行財政改革はターゲットイヤーである平成27年度で概ね完成し、今後、精度を高めることにより、平成28年度以降、効率的な市政運営ができると期待してる。

今年は、「おかね」「もの」「ひと」の3つのキーワードを基に、行政改革を行った。

  1. おかね
    ・債権管理
     平成25年度に、「債権管理条例」を制定し、平成26年度には、「債権管理課」を設置して以来、未収金の回収に大きな成果を挙げてきた。滞納者には、司法手続きを取る、その一方で、払いたくても払えない市民には、「生活支援相談センター」の設置など支援体制を強化し「債権管理の適正化」を進めることができた。
    ・予算査定
     市税収入が、年々減少する厳しい財政状況の中、来年度の予算要求については、「上限」を設け、その中で創意工夫した事業提案をしてもらうことになった。経済人口の増大よる増収を図るとともに、これまで以上に緊縮した予算執行で、最大の効果を発揮していく工夫が必要となる。絶えず、効果と成果を意識しながら、業務に取り組んでもらいたい。
  2. もの
    ・公共施設
     平成25年度に「公共施設マネジメント白書」、平成26年度には、「公共施設再生基本計画」を策定した。さらに、今年度、公共施設それぞれの再生の方向づけを示す「公共施設再生実施計画」の策定を予定している。
    来年度からは、この「実施計画」に基づき、計画の具体化に向け、積極的に取り組みを進めてもらいたい。
  3. ひと
    ・人事評価
     人事評価を行う目的は、「職員の能力開発を図り、市役所の組織力を高め、市民サービスの向上に繋げる」ことである。
    部課長には、職員の能力開発、特に若い職員、やる気のある職員の人材育成に、有効に働く「人事評価制度」となっているかよく検証してもらいたい。
    ・任用制度
     平成28年度からは、業務支援職員(一般職非常勤職員)、任期付職員、再任用職員の活躍の場を広げたい。そのためには、部課長の皆さまには、知恵を出してもらい、自らの職場の効果的、効率的な組織運営を、市民サービスの向上に繋げるよう、さらに考えを進めてもらいたい。
  4. 窓口サービスの向上
     市長就任後、「市民が、より利用しやすく、わかりやすい、庁舎環境づくり」に取り組んできた。平成24年度に、若手職員によるワーキングループにおいて、検討を始めた。それを受け、平成25年度と26年度の2ヶ年、担当課長によって、市民利用の多い窓口の1階フロアーへの集約、総合案内機能の充実、開放感のあるロビー、接遇の更なる向上などについて、ハード・ソフトの両面から具体的な提案を受け、今年度、その取り組みを進めてきた。年明けからは、ハードについては、ほぼ完成形となる。ソフトについて、とりわけ、接遇の更なる向上などについては、部課長を先頭に、各職場において、その取り組みをさらに徹底して進めてもらいたい。

次に、「選ばれるまちづくり」については、今年度はユネスコ世界記憶遺産登録決定をはじめ、昨年7月の「舞鶴若狭自動車道」、本年7月の「京都縦貫自動車道」全線開通による近畿圏における高速道路網の完成、更には機能強化された京都舞鶴港との接続など、長年にわたり先達から脈々と引き継がれてきた地域の発展を願い、地域を少しでも良くしたいという思いが、ターゲットイヤーと位置付けた本年、大きな成果となって表れているところである。
また、様々なハード整備(引揚記念館の改修、文化会館の機能強化及び長寿命化、文化公園体育館の空調設備と長寿命化、子育て交流センター開設など)やソフト事業(舞鶴市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定と施策の推進、舞鶴市教育振興大綱策定など)により「住んでよし、働いてよし、訪れてよしの『選ばれるまちづくり』は、着実に進展しているところであり、地域一丸となって目指す 「交流人口300万人・経済人口10万人都市・舞鶴」の実現に向け、さらなる施策の展開を図っていきたいと考えているところである。

私は、以前から「市政を担うリーダーは、地域の皆様と共に描くことのできる『夢』を語るべきである」と申してきた。戦後復興期に掲げられた「平和産業港湾都市」への転換、また先般完成しました高速道路ネットワークや、今日の京都舞鶴港の発展など、それらの事業計画が緒に就いた当時は、まさに「夢」であったかと思う。新たな「夢」を多くの人が共有し、ともに汗をかき、推し進める中で今日の実現に至ったものである。

私は、このターゲットイヤーと位置付けた平成27年度において、舞鶴市民が新たな夢に向かっていける、次なる世代に素晴らしいふるさとを引き継げる目標を掲げたいと考えている。

まず、「京都府北部地域を経由する北陸新幹線ルート延伸の実現」である。
北陸新幹線については、本年3月に「長野-金沢間」が延伸開業し、北陸地方を中心に大きな経済効果を生み出しているところである。国においては「金沢-敦賀間」の延伸を3年前倒しすることが決定され、平成35年春の開業に向 けた取り組みが進められており、敦賀以西のルート整備については、現在、各地でさまざまな議論が行われているところである。

昭和48年に整備計画が策定された北陸新幹線は、「東京-大阪間」を日本海側の都市を経由して結ぶ日本海側国土軸の形成を図る重要な社会資本であり、国土の均衡ある発展を促進する取り組みである。

日本海側国土軸の形成による新しい国土構造の構築に向けた社会資本整備として、北陸新幹線が、京都府北部地域を経由するルートの実現に向けて、本市はもとより、京都府北部地域5市2町一丸となって取り組んでいきたいと考えているところである。

京都府北部地域は

  1. 国防を担うさまざまな機関
  2. 海上安全を担う第八管区海上保安本部海上保安学校
  3. 火力発電所や原子力発電所
  4. 製造品出荷額約6000億円の工業地帯
  5. 津波に強い京都舞鶴港を有し、南海トラフ大地震時のリダンダンシーの役割
  6. 年間の観光客が約1000万人が訪れる海の京都広域観光圏

これらの6つの重要な機能を併せ持つ地域は日本海側では、ここしかない。まさに、北陸新幹線が当地を経由すべき理由でる。

次に、「国土強靭化を図るリダンダンシー確保のための京都舞鶴港へのLNG基地の整備等の実現」である。

京都舞鶴港は、湾口が約700mと狭く、地震発生時にも津波の影響を受けにくい天然の良港であり、我が国において本地域が果たす役割は大変重要なものとなっている。

現在、京都府並びに兵庫県が中心となって「北近畿エネルギーセキュリティ・インフラ整備研究会」を設置され、京都舞鶴港から兵庫県三田市間を結ぶガスパイプライン整備案が検討されている。また、京都府では、アラスカ州とエネルギー資源に関する協力の協定を締結されたところであり、京都舞鶴港を核としたエネルギー拠点の検討を進められているところである。

これら本市の有する地理的条件、国土強靭化における重要性を踏まえ、京都府との強固な連携のもと、京都舞鶴港を日本海側におけるエネルギー拠点とするための取り組みを進めていきたいと考えている。

これら北陸新幹線のルート延伸、LNG等エネルギー拠点整備の実現には、地域の皆さまはもとより、多くの皆様の思いを結集することが必要不可欠であり、今後、京都府北部5市2町がまさに一つの30万人都市圏として機能する中で、地域が有するポテンシャルを最大限に発揮し、日本海側国土軸において、また、関西経済圏における重要性を強く発信していくことにより、実現に向けた可能性は拓けてくるものと考えている。

さて、恒例の平成27年本市10大ニュースを発表する。ニュースの選び方は昨年と同様に、市役所の12部課において、それぞれの担当部署での重大ニュースを選定し、集められた84のニュース(重複含む)から、私自身が舞鶴市10大ニュースを選んだ。今から言うものは順不同で、最初に言うものほど重要だと言うことではない。

その結果は、次のとおりである。

  1. 引揚記念館所蔵資料のユネスコ世界記憶遺産登録決定
  2. 京都縦貫自動車道の全線開通
  3. 舞鶴市がかぶせ茶の部4年連続産地賞(団体賞全国1位)受賞
  4. 舞鶴市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定
  5. 京都府北部地域連携都市圏形成推進宣言
  6. 舞鶴市教育振興大綱策定
  7. 子育て交流施設「あそびあむ」開設
  8. 舞鶴YMCA国際福祉専門学校開設
  9. 高機能消防緊急指令システム完成
  10. 市長と教育委員からなる「総合教育会議」を設置

を選んだ。

平成27年は本市では大きな自然災害が無く、これまでの積み重ねの事業が実った、正にターゲットイヤーに相応しい素晴らしい年であった。先ほど述べたが、京都舞鶴港が機能強化され、さらに近畿圏の高速道路ネットワークが完成し、舞鶴市を含む京都府北部5市2町が大きく飛躍する時代が訪れている。舞鶴版地方創生並びに京都府北部地域の連携型地方創生に積極的に取り組み、来年も素晴らしい10大ニュースを報告したいと思っている。

もう少しで新年を迎えるが、皆さまにも各々で、1年を振り返り、しばらくの間休養をとり、エネルギーを蓄えられることを期待している。我が舞鶴市には、これまで説明してきたように、大きな夢・ビジョンがある。みんなで一致団結すれば必ず実現出来ると思っている。

皆さまにとって、来年が良い年となることを祈念し、私からの御礼と訓示とする。

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