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平成28年度 新規採用職員辞令交付(4月1日)市長訓示

[2017年3月31日]

ID:1132

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平成28年度 新規採用職員辞令交付市長訓示

 このたび、舞鶴市役所および消防職員として採用された16名の皆さんを新しい仕事仲間として迎えることができ、心から歓迎する。

 皆さんの中に地方公務員として安定した職業を得たと思う人がいるとすれば、即刻その考えを改めていただきたい。これは私が日ごろから思っている信念で、毎年新規採用職員への訓示で同じことを話している。また、平成25年度から新入職員は半年間の仮採用となっており、先輩職員の指導のもと社会人としての自覚を胸に責任感を持って積極的に仕事に取り組み、秋には正職員として採用されることを期待している。


 私は市長として入庁以来、市役所の業種はサービス業だと述べてきた。市民、この地域に営業されている事業主、ならびに市内の公的機関とその職員が顧客であり、顧客に対して働きやすく住みやすい環境を提供しなければならない。また、市外から来られるビジネスマンや観光客には再び訪れてみたいと思ってもらえる環境を提供しなければならない。さらに近年、少子高齢化、若者の市外への流出による定住人口の減少は、全国の地方自治体が抱える重要な課題となっており、その解決に向けて行政として早急な対応が求められている。

 では、どうすればこのようなさまざまな課題を解決できるのか。

 私が常々思っている重要な3つのポイントを説明する。

  第1に、常に市民目線で考える。現地現場主義で仕事をすること。地域が抱える問題点や市民の苦情、要望を解決するには、現地現場に出向かなければならない。市役所の中にいては適切な対応はできない。また、まちを活性化させるには舞鶴の強み、得意とするもの。誇れるものタカラモノ。すなわち舞鶴ブランドを見つけなければならない。そのためには、原石として潜んでいる現地に出向かなければ発掘することはできない。行動元年であり、全職員に指示をしている。


 第2に、情報の収集・発信。コミュニケーション能力を鍛えること。市民満足度を高めるには、積極的に舞鶴市内外、ときには海外の情報を収集すること。また市内外へ魅力ある情報を発信する。そういったコミュニケーションの強化が必要だと思っている。個人情報の管理に注意すること。

 第3に、仕事での専門知識・専門技術を高めること。私は、市長に就任して以来、市職員に対してプロ意識を持ち専門性を高めることが必要だと述べてきた。常に現状を理解し、これでいいのかと自問自答しながら、常に上を目指して試行錯誤しながら努力しなければプロにはなれない。また、与えられた仕事をこなすだけではプロとは言えない。常に先々を考えながら仕事をしなければならない。市役所にはいろいろな専門分野がある。地域の課題や市民のニーズを専門家として分析し、いかに効率よく仕事ができるかが問われる。 効率という言葉は、企業においては利益と大きく関連するが、市役所では仕事の質・迅速性と密接に関連する。若い皆さんには研究会や研修会などに積極的に参加し専門性を高めることを心がけてほしい。専門性を高める必要なさらなる視点として、①同業他者の実力や動向②周りの部課、組織、自治体との連携によるメリットの検討③グローバル社会における広い視野と先見性を養う努力。

 以上、若い皆さんに3つの重要なポイントを説明した。

 一方で、皆さんがこれらの要点を習得するためには自助努力が重要であることは言うまでもないが、職場環境も重要であると認識している。私を先頭に、部長をはじめ管理職が責任を持って環境整備をするので、新入職員は気合を入れて若者らしく柔軟な発想で仕事に取り組むことを期待する。

 平成27年度に高速自動車道のネットワークが完成し、京都舞鶴港の機能強化が進む中で、人の流れと物の流れが劇的に拡大し、本市にとって最初で最大のチャンスが訪れており、この好機を最大限に生かしたさまざまな取り組みを進めているところである。北陸新幹線京都府北部ルートの実現や京都舞鶴港エネルギークラスター事業の推進など大きなプロジェクトに取り組んでいる。皆さんにとって、やりがいや意気込みが発揮できる絶好のタイミングでの入庁だと思う。目標を達成するために一緒に頑張りましょう。

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