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中山間地域等直接支払制度(第4期対策)についてお知らせします。

[2016年12月7日]

ID:460

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制度のあらまし

中山間地域等直接支払制度は、中山間地の耕作放棄地の発生防止や解消を図り、適切な農業生産活動の維持を通して多面的機能を確保する観点から、平地に比べて傾斜地が多いなど農業生産条件が不利な農地について、集落等が維持・管理していく協定をつくり、これに従って5年以上継続して農業生産活動等の作業が実施されることを条件に交付金が集落等に支払われる国の制度です。
集落等に支払われた交付金は、共同で行う農業生産活動費や農地の耕作者への支払等に使用されます。平成27年度(第4期対策)からは、「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」に基づいた安定的な措置として実施されることになります。

添付ファイル

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農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律について

「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」は、農業の有する多面的機能の維持・発揮のための地域の共同活動や営農活動に対し、国、都道府県及び市が支援を行うものであり、平成27年4月から施行されました。
中山間地域等直接支払は、多面的機能支払、環境保全型農業直接支払とともに、「日本型直接支払制度」として、この法律に基づいて実施することとなります。

農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律の詳しい内容につきましては、農林水産省のホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。

対象農用地

農振農用地区域内の一団の農地で、一定の面積(合計1ヘクタール以上)と傾斜を満たすもの

  1. 急傾斜地(田:1/20以上、畑・草地・採草放牧地:15°以上)
  2. 緩傾斜地(田:1/100以上1/20未満、畑・草地・採草放牧地:8°以上15°未満)
  3. 小区画・不整形な田
  4. 1.~3.の基準に準じて、都道府県知事が定める基準に該当する農用地

交付金額(10aあたりの単価)

交付金額の詳細
地目区分体制整備単価
(通常単価)
基礎単価
(8割単価)
急傾斜(1/20以上)
緩傾斜(1/100以上)
21,000円
8,000円
16,800円
6,400円
急傾斜(15°以上)
緩傾斜(8°以上)
11,500円
3,500円
9,200円
2,800円
草地急傾斜(15°以上)
緩傾斜(8°以上)
草地比率が高い草地
10,500円
3,000円
1,500円
8,400円
2,400円
1,200円
採草放牧地急傾斜(15°以上)
緩傾斜(8°以上)
1,000円
300円
800円
240円

交付要件

協定に定める活動内容が、1の「農業生産活動等を継続するための活動」のみの場合は交付単価の8割、1に加え2の「体制整備のための前向きな活動」を行う場合は交付単価の10割を交付します。

1.農業生産活動等を継続するための活動:基礎単価(単価の8割を交付)

  • 農業生産活動等
     例:耕作放棄の発生防止活動、水路・農道等の管理活動(泥上げ、草刈り等)
  • 多面的機能を増進する活動
     例:周辺林地の管理、景観作物の作付、体験農園、魚類等の保護

2.体制整備のための前向きな活動:体制整備単価(1+2の活動により単価の10割を交付)

A要件・B要件・C要件の中から1つを選択してください。

農業生産性の向上(A要件)

以下の項目から、2つ以上選択して実施。(1.又は5.については、より高い目標を設定する場合、それ1つのみを選択することで可となります)

  1. 機械・農作業の共同化
  2. 高付加価値型農業
  3. 生産条件の改良
  4. 担い手への農地集積
  5. 担い手への農作業の委託
機械の共同利用の様子

機械の共同利用

そばの栽培の様子

そばの栽培

農家による簡易な整備の様子

農家による簡易な整備

女性・若者等の参画を得た取組(B要件)

協定参加者に、女性、若者、NPO法人等を1名以上新たに加え、以下の項目から1つ以上選択して実施。

・新規就農者による営農

・農産物の加工・販売

・消費・出資の呼び込み

新規就農の相談の様子

新規就農の相談

ゆずの加工の様子

ゆずの加工

体験農園の様子

体験農園

集団的かつ持続可能な体制整備(C要件)

協定参加者が活動等の継続が困難となった場合に備え、活動を継続できる体制を構築。

加算措置について

「体制整備のための前向きの活動」を行う場合、地域農業の維持・発展に資する一定の取組を行う場合には、体制整備単価(通常単価10割)に所定額が加算されます。

1.集落連携・機能維持加算

集落協定の広域化支援

複数集落(2集落以上)が連携して広域の協定を締結し、新たな人材を確保して、農業生産活動等を維持するための体制づくりを行う場合、協定農用地全体に加算します。

加算額
地目にかかわらず
3,000円/10a
集落協定の広域化支援の画像

小規模・高齢化集落支援

本制度の実施集落が、小規模・高齢化集落の農用地を取り込んで農業生産活動を行う場合、新たに取り込んだ農用地面積に加算します。

加算額
4,500/10a1,800円/10a
小規模・高齢化集落支援の画像

2.超急傾斜農地保全管理加算

超急傾斜地(田:1/10以上、畑:20°以上)の農用地の保全や有効活用に取り組む場合、該当の農用地面積に加算します。

加算額
田・畑
6,000円/10a
超急傾斜農地(田)の写真

超急傾斜農地(田)

超急傾斜農地(畑)の写真

超急傾斜農地(畑)

超急傾斜の画像

対象活動の例

土壌流出防止の写真

土壌流出防止

ほ場内の土壌移動の様子

ほ場内の土壌移動

石積み保全活動の様子

石積み保全活動

棚田オーナー制度の様子

棚田オーナー制度

景観の写真

景観作り

この他にも、地域ごとの色々な取組が対象です。是非、ご相談ください。

交付金の返還について

5年間の協定期間中に農業生産活動が行われなくなった場合には、原則として協定の認定年度に遡って、協定農用地についての交付金の全額を返還していただくことになります。

 平成28年度から、合計15ha以上の集落協定、又は、集落連携・機能維持加算に取り組む集落協定は、集落戦略を作成した場合、当該農地のみの交付金の遡及返還となります。

ただし、協定に参加する農業者の病気・高齢や自然災害などのやむを得ない事由がある場合には、この交付金返還の義務が免除されます。

交付金の返還を免除する場合(太字は第4期対策から追加されるもの)

次のいずれかに該当する場合は、交付金の返還が免除されます。
(その場合、当該年度以降の交付金の交付は行いません。)

  • 農業者の死亡、高齢又は農業者本人若しくはその家族の病気その他これらに類する事由により農業生産活動等の継続が困難な場合
    (「集団的かつ持続可能な体制整備」(C要件)に取り組む協定を除く)
  • 自然災害の場合
  • 農業者等が農業用施設を建設する場合
  • 公共事業により資材置き場等として一時的に使用される場合
  • 地域再生法に基づく地域農林水産業振興施設の用地、又は整備誘導施設の用地とする場合 等

※整備誘導施設とは、「小さな拠点」を形成(集落生活圏を維持)するための教育文化施設、医療施設、その他の集落生活圏における就業機会の創出に資する施設などです。

次の場合は、該当する農用地分についての交付金のみを協定の認定年度に遡って返還する必要がありますが、それ以外の協定農用地についての交付金は、返還の対象になりません。

  • 新規就農者、農業後継者その他の協定に定められた活動に参加する者の住宅用地とする場合
  • 林業又は水産業関連施設の用地とする場合 等

手続き等の流れ

協定の作成と活動の実施

1.協定の作成

  • 集落の現状、目標、役割分担等を地域で話し合い、集落として目指すべき方向やそのための活動内容、交付金の使用方法等を定めた協定を作成します。
集落での話合いの様子

集落での話合い

2.協定の提出(市町村が認定)

  • 作成した協定を市町村に提出(注)し、市町村長が認定します。
    (注)協定は、「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」に基づく事業計画と一緒に提出

協定の提出(集落から市町村) 期限:毎年6月30日※1
協定の認定(市町村から集落) 期限:毎年7月31日※2
※1 平成28年度においては8月31日
※2 平成28年度においては9月30日

3.活動の実施

  • 協定に基づき、活動を実施します。
集落共同の水路清掃の様子

集落共同の水路清掃

4.実施状況の確認(市町村が実施)

  • 市町村が活動の実施状況を確認します。
    (協定代表者等の立ち会いをお願いします)

実施状況の確認(市町村) 期限:毎年9月30日※
※平成28年度においては10月31日

交付金の支払い

  • 交付金は、市町村に交付申請書を提出し、交付決定を受けた後、集落の活動内容や活動実績に応じて支払われます。

交付金交付の流れ

交付金交付の流れの画像

※協定には、2つの種類があります。

  • 集落協定
     対象農用地において農業生産活動等を行う複数の農業者等が締結する協定。
  • 個別協定
     認定農業者等が農用地の所有権等を有する者と利用権の設定や農作業受委託を受けるかたちで締結する協定。

各種様式について

中山間地域等直接支払制度について

中山間地域等直接支払制度の詳しい内容につきましては、農林水産省のホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。


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