現在位置
あしあと
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
広報まいづる平成27年8月号(vol.954)掲載
私たちは、外見でわかる障害のある人を見かけたら、足が悪いんだなとか目が不自由なんだなと理解し、気遣いをしながら接することができます。でも、Aさんのように外見ではわからない障害のある人に遭遇したら、私たちは、その障害に気付き配慮した行動がとれるでしょうか。
内閣府が行った「障害のある当事者からのメッセージ(知ってほしいこと)」意見募集の結果では、「外見でわかるものだけが障害ではなく、外見ではわからないために理解されずに苦しんでいる障害もある」「障害の種類も程度もさまざまであり、一律ではない」「障害は誰にでも起こり得る身近なもの」という回答が上位を占めています。
「聴覚障害」や「内部障害(透析を受けている、人工肛門や人工膀胱を必要とするなど)」「発達障害」といった障害は外見では分かりにくく、当事者が意思表示しない限り、周りの人は「不便さ」や「困ったこと」に気付きにくいものです。
私たち一人ひとりが、障害のあるなしにかかわらず、助けを必要としている人に、声をかけたり手を差し伸べたりしていくことで、外見ではわからない障害のある人にとっても「不便さ」や「困ったこと」が少しずつ取り除かれていき、誰もが心地よく住みやすい社会になっていくのではないでしょうか。
舞鶴市役所市民文化環境部人権啓発推進課
電話: 0773-66-1022
電話番号のかけ間違いにご注意ください!