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広報まいづる平成31年1月号(vol.995)掲載
井戸端会議で「○○さんとこ、高額な宝くじが当たったらしいで。いいなぁ」といううわさ話を聞いたら、すぐに信じてしまいますか?「それ、ほんま?」と、疑って聞きますか?
全ての情報が正しければいいのですが、うわさ話は知らない間に尾ひれがついたり、そもそもがうそだったりすることもよくあります。
今年の4月で平成が終わろうとしています。思い返すとパソコンの前には「ワープロ」を使っていたり、インターネットは電話線につないで、通信中に何分も待たされていました。今では、ほとんどの人がスマートフォンなどで手軽にインターネットとつながり、利用することができるようになっています。情報機器・情報通信技術の飛躍的な発達で「現実世界」と「ネット上の世界」の2つの世界と関わって生きる時代になりました。常時世界中とつながっているネット上に流れた情報は、井戸端会議とは違い瞬時に拡散。いつでも、どこでも、同じ情報を共有できます。誰でも自由に、そして匿名で発信できるため、現実の社会以上に「誰が言ったのか」「証拠はあるのか」「真実かうそか」の判断は困難です。
では、冒頭の「○○さんとこ、高額な宝くじが当たったらしいで。いいなぁ」が、井戸端会議ではなくネット上に書き込まれた内容だったなら、あなたは信じますか?多くの人が共有している情報なら、信ぴょう性がありそうだと信じてしまうかもしれません。ですが、現実世界以上に怪しいと思ってかかるほうが賢明です。井戸端会議や酒の席での話と同じようにネット上の情報も「怪しい話はまず疑ってかかる」姿勢を忘れずにインターネットを利用しましょう。
舞鶴市役所市民文化環境部人権啓発推進課
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