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 観察時期
6〜9月頃(樹液に集まり、灯火にも飛来)
 形態・分布・生態的特徴等
●形態:体長 オス:11〜22mm(大あご2〜6mm)、メス:12〜17mm。成虫は一見スジクワガタに似るが、オスの大あごの基部に大きな歯のある点や雌雄とも鞘翅(しょうし)に深い溝状のすじがある点、体形は太短くて平たいなどの点で区別
●分布:東北北部以北の地域を除く全国各地。暖地性の種で、平地〜低山地を中心に広く生息
●特徴:成虫はクヌギ、モミやスギなど針葉樹の樹液にも集まる。幼虫は朽ち木の洞や泥状の腐植土の中に生息する。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 クワガタの仲間の中でも個体数の少ない種で、子供や大人のコレクターでも持っている人は少ないです。舞鶴市内でもあちこちから採集記録があり、注目しておきたい種で、2cmを超えるネブトクワガタのオスは特に珍品です。捕まえ方は低地に自生するクヌギにバナナを入れた空き缶などのトラップを仕掛けます。五老岳(ごろうだけ)の灯火にきた採集記録もあります。

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