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 観察時期
6〜8月頃
 形態・分布・生態的特徴等
●形態:体長20〜40mm
●分布:関東以西の本州、四国、九州、中国南西部など
●特徴:暖帯常緑広葉樹林のシイなどの枯死・腐朽部に寄生する。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 本種は南方系に生息するカミキリムシですが、舞鶴市内でも各地から報告されています。南方系のカミキリムシ類が京都府中南部からは未発見であっても、府北部の日本海側に多く見られることから、対馬暖流の影響ではないかと考えられています。舞鶴市では個体数も少なくコレクターに欲しがられる種であり注目したいです。府北部では、8月下旬に水銀灯に飛来する採集報告例が多く、五老岳(ごろうだけ)やコンビニの明かりでの採集記録もあり、夜間これらの場所を見て回ると採集できるかもしれません。和名はイギリスの昆虫学者ベーツに命名されたことによります。

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