●【動物編 昆虫類】Top | ![]() |
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観察時期 | ||||||||||
3〜5月頃(ソメイヨシノの開花期) | ||||||||||
形態・分布・生態的特徴等 | ||||||||||
●日本固有種 ●京都府登録天然記念物(特に地域定めず) ●レッドデータ 環境省:絶滅危惧 ![]() ●形態:前翅長27〜36mm ●分布:本州。北限は秋田県、南限は山口県 ●特徴:年1回発生。暖地では3月中旬、一般的には4月上・中旬、寒冷地では5・6月に発生しソメイヨシノの開花期とほぼ一致。成虫はカタクリやスミレ類などの花に蜜を吸いにくる。蛹で越冬し、地表近くの草や低木で蛹化することが多い。ウマノスズクサ科のカンアオイ属を食草とする。 |
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へぇ〜、そうなん! 〜なるほど豆知識〜 | ||||||||||
舞鶴市内では食草のカンアオイが自生しているところで大抵観察され、松尾寺(まつのおでら)、五老岳(ごろうだけ)、多禰寺(たねじ)が有名なポイントです。国や京都府の絶滅危惧種に指定されていますが、生息環境の変化による絶滅の危惧は少ないものと考えられています。むしろ、市外などからの採集マニアによる乱獲が懸念されます。また、同種の生態については、アゲハチョウ科特有の「蝶道」(ちょうどう)があり、尾根から山頂に集まります。標高の高い青葉山(あおばさん)山頂では5月の連休でも観察できます。和名の由来は岐阜県で最初に発見されたことによります。
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