●【動物編 魚類】Top  
 観察時期
通年(秋が旬)
 形態・分布・生態的特徴等
●海水性魚類
●形態:体長30cm
●分布:北海道以南の全国各地
●特徴:東シナ海に大産卵場があるが、本州沿岸でも産卵される。稚魚は流れ藻やクラゲに寄りついて北上する。4cm頃から沿岸の岩場で生活するようになり、15cmを越えるとやや深い海底の魚礁などへ移動する。20cm以上で成熟する。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 漁獲量は近年比較的安定して多い魚です。全国的には、成熟する前に漁獲されてしまうものが多いですが、冠島(かんむりじま)周辺の魚礁では30cm前後の大物も漁獲されます。また、舞鶴湾内では防波堤から5〜10cmの「豆アジ」と呼ばれるサイズの稚魚がよく釣れ、夏前頃から親子連れの釣り客でにぎわいます。和名の由来は、味が良いことから名づけられたそうで、刺身やタタキ、焼き魚、南蛮づけなど色々な調理方法があります。舞鶴では豆アジのことを「じんた」「じゃみ」とも呼んでいます。

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