●【動物編 魚類】Top  
 観察時期
通年(冬が旬)
 形態・分布・生態的特徴等
●海水性魚類
●形態:体長120cm
●分布:琉球列島を除く全国各地
●特徴:2〜6月に産卵。稚魚は流れ藻に寄りついて表層で生活する。春から夏に北上し、秋から冬に南下する。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 地球温暖化に伴い、京都府沖での漁獲が減り能登半島以北で増えています。この魚はいわゆる出世魚で舞鶴では成長に伴って、ツバス(〜30cm・〜500g)、ハマチ(〜50cm・〜2kg)、マルゴ(〜65cm・〜4kg)、ブリ(65cm〜・4kg〜)と名前を変えます。以前、京都府下ではハマチを「わくお」「わくよ」などと呼んでいました。田井(たい)地区では昔からブリ漁が生活を支えていました。またブリ漁で儲けたお金で1年間の生活をしていたとも言います。この魚がよくとれて景気が良かった「ブリ景気」のおかげで、昭和10年頃、村に電気がついたそうです。

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