●【動物編 魚類】Top  
 観察時期
通年
 形態・分布・生態的特徴等
●淡水性魚類
●形態:体長50cm。体は細長く、頭部は縦偏し、尾部は側偏する。上あごと下あごに各1対の口ひげがある。目は小さい。背ビレは小さく、臀ビレの基底は長い
●分布:本州、四国、九州、朝鮮半島、台湾、中国、ベトナム北部
●特徴:河川の中・下流域及び湖沼の砂泥底に棲み、水草の繁茂したところに多い。夜間や濁水時に出て、小魚やエビなどを食べる。産卵期は5〜7月で、小川や水田などの浅い所に産卵する。食用。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 写真は平成19年11月9日に与保呂川(よほろがわ)の国土交通省の河川水辺生物に関する国勢調査で採取したときのものです。この魚は、大変悪食で水中で動くものを見ると何でも食べ、自分より大きな魚でも強いアゴの力で喰らいつきます。昔から食用魚として利用され、唐揚げにすると美味しい。ただ、小骨が枝状になった枝骨があるので注意。ナマズ汁もけっこう美味しいものです。「くらがりの 桶の中なる 鯰かな(九江路)」。

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