●【動物編 両生類】Top  
 観察時期
4月末〜11月頃
 形態・分布・生態的特徴等
●日本固有種
●レッドデータ 京都府:要注目種
●形態:全長 オス8〜10cm、メス10〜13cm。背面は黒褐色、腹面は赤橙色で黒斑がある
●分布:本州、四国、九州と周辺の島々
●特徴:水田や沼、流れの緩い川などに棲み昆虫やミミズなどを食す。繁殖期は4〜7月である。耳腺からフグ毒と同じ成分を含む毒を有するので、さわったら手洗いを必ずすること。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 舞鶴市内では絶滅の危惧が増大している生き物です。市内では田や池が減り、農薬の散布などで激減しましたが、散布の減少で少しずつではありますが増殖しはじめています。「赤はら」と呼ばれ、お腹の模様は個体ごとに違い、この腹の赤みは地域によって違いがあるとも言われています。イモリは、戦時中に食用とされ、黒焼きにして食しました。また、中国では漢方薬として使用されています。「魚つりの 顔を見に来る ゐもりかな(桃里)」。