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 観察時期
夏鳥
 形態・分布・生態的特徴等
●レッドデータ 京都府:準絶滅危惧種
●形態:全長29cm
●特徴:5月頃、平地から山地の広葉樹林や大きな木がある神社などに現れ、夕方から活動し、「ホーホー」と二声ずつ鳴く。ふわ〜と音もなくゆっくり飛び、大形の昆虫やコウモリ、小鳥、ネズミなどを捕食する。5〜6月頃、樹洞に直接3〜5個産卵し、約25日間抱卵し、ふ化後約28日で巣立ち、10月下旬頃には南の国へ渡って行く。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 夜に活動するアオバズクは暗い所で獲物を探す耳と、しっかり捕まえる爪があります。翼の縁が細かく裂けているので、羽の音が小さく、獲物に気づかれずに近づくことができます。舞鶴市内では、以前は神社や森の大木に各所で営巣していましたが、今はめったにいません。また、和名の由来は青葉の頃に帰ってくることから名づけられました。