●【動物編 鳥類】Top  
 観察時期
留鳥
 形態・分布・生態的特徴等
●形態:全長22cm。ずんぐりした体にピンと立つ尾羽、長めの丈夫そうな足
●特徴:山地渓流に棲む。水中を泳ぐようにしてカワゲラやカゲロウなどの幼虫をエサにする。春先に華麗にさえずる。渓流の岩の間や滝の裏などに苔で球形状の巣を作り、4〜5卵産む。早いのになると3月にはヒナが見られる。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 舞鶴市内では、池内川(いけうちがわ)、岡田川(おかだがわ)に少々生息します。カワガラスといってもカラスとは違い全身チョコレート色で、カラスの仲間ではありません。水中では白い瞬幕(眼を覆う半透明の膜)を水中メガネの代わりにして、水底を歩き水生昆虫を捕獲します。また、鳥は一般的にオスしかさえずらないですが、この鳥はメスもさえずります。