●【動物編 鳥類】Top  
 観察時期
留鳥又は漂鳥
 形態・分布・生態的特徴等
●形態:全長20cm
●特徴:林や草地など里山、農耕地に生息し、低木の茂みに皿巣をつくる。小鳥の中では獰猛な種で昆虫、両生類、ネズミ、小鳥などを捕食する。3〜8月に繁殖し、4〜6卵を産む。抱卵日数は14〜16日。在巣日数は約14日。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 秋になると「キイー、キイー、キッキッ」という鋭い鳴き声を出します。これはモズの高鳴きと呼ばれる「なわばり」を示す独特の鳴き方です。「モズのはやにえ」の習性はよく知られており、食べ物となるバッタやカエルを木の枝のトゲなどに突き刺しておき、乾燥させた後、食べますが、そのまま忘れられることも多いです。春にはオスのなわばりにメスが訪れて、低山帯や農耕地へりの藪などで営巣し、卵を産みます。モズは「百舌」と書くように他の鳥の鳴き声を真似てさえずることができます。