●【植物編 木本】Top  
 観察時期
5月頃(新芽)
 形態・分布・生態的特徴等
●常緑低木
●葉:長さ4〜10cmの長楕円形で表面にはつやがある
●花:10〜11月頃に葉の脇に径3cmほどの白色の5弁花を咲かせる
●果実:9〜11月頃に種子をつける
●八世紀頃中国から持ち込まれた種で普通は茶園で栽培される
●暖地では自生するが、今では栽培品が野生化したという説が有力。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 お茶はタンニン、カフェイン、ビタミンCなどが含まれ、疲労回復や利尿などの効果があります。最近では茶に含まれるカテキンがガン予防の効果があるとして注目されています。桃山時代には千利休(せんのりきゅう)たちによって茶道が発達し、日本の文化に影響を与えました。由良川(ゆらがわ)沿いの畑では、明治時代以降、養蚕がさかんでしたが、化学繊維の発明とともに養蚕はすたれ、今は茶園に姿を変えています。茶は字も発音も中国からチャノキとともに伝わってきました。「茶の花に 隠れんぼする 雀かな(小林一茶)」。

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