●【植物編 草本】Top  
 観察時期
7〜10月頃(花期)
 形態・分布・生態的特徴等
●レッドデータ:環境省:準絶滅危惧(NT)、京都府:絶滅危惧種
●多年草
●分布:全国各地の湖沼、ため池、水田などに生える
●葉:成葉は矢尻形。若い葉の葉身は狭長楕円形。下向きする葉の先端が丸みを帯びることがオモダカ(先がとがる)との識別点
●花:径約2cmの白い花を咲かせる
葉柄の基部の内側に多数の小球芽をつけるのが特徴。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 「アギ」は顎の古名で、若いころの葉がオモダカのように下部分が分裂しないので、「顎無し」からついたそうです。舞鶴市内でも10年ほど前には、水田や湿地帯などで数多くみられましたが、今ではほとんど見られません。急激に数が減少した植物です。そのかわりに、最近、よく見かけるようになったのはオモダカです。姿形がアギナシとそっくりで、よく見間違えられます。葉の先に注意してください。丸かったらアギナシです。もし、アギナシを発見されたら、大切に見守って下さい。

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