●【植物編 草本】Top  
 観察時期
4〜5月頃(花期)
 形態・分布・生態的特徴等
●日本固有種
●多年草
●分布:全国各地の海近くの山林や竹やぶなどやや湿った所に生える
●葉:太い柄の先につき、鳥足状に15内外に裂ける
●花:花柄の先に紫褐色の仏焔包(ぶつえんほう)をつけ、中に肉穂花序があり、花序の先から伸びる付属体は長く鞭状となって垂れ下がる
●果実:赤く熟する
●地中に球茎を持つ。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 和名は浦島草で、長くのびる付属体を浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てたものです。テンナンショウ属は、性転換をする植物です。地中の球茎は年とともに大きくなりますが、その大きさにより雄花をつけたり、雌花をつけたりして性転換を行います。有毒植物。舞鶴市内では、三浜(みはま)地区の松原(まつばら)神社の境内に群生しています。

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