あしあと
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手話は、音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系を持ち、ろう者にとって生活を営むために必要不可欠な言語です。
日本で手話は、明治時代にできた「京都盲唖院」などの教育機関を中心に、言葉として確立され全国に広がっていきました。
これに対し、聴覚障害があっても発声や読話(いわゆる読唇術)を訓練し、口で会話する「口話法」を重視し、世界各国の教育機関で手話が排除された時代がありました。
この間も手話はろう者にとって大切な言葉として、受け継がれてきました。
その後、国際連合で採択された障害者の権利に関する条約で手話も言語に含まれることが規定され、ろう教育は、音声言語、書記言語、そして手話言語の全ての言語を受け入れることが決まりました。
こうした歴史を踏まえ、国際連合は、9月23日を「International Day of Sign Languages(仮訳:手話言語の国際デー)」と宣言する決議を採択し「手話言語の国際デー」と定めました。この日は、世界ろう連盟が誕生した日でもあり、同連盟が国連加盟国に働きかけたことで日本を含む半数を超える98か国が共同提案者となり無投票で承認されました。これにより、手話言語が音声言語とと対等であることを認め、ろう者の人権が完全に保障されるよう社会全体で手話言語についての意識を高めるための活動を推進することが決められました。
手話言語の国際デーをきかっけに、言語としての手話に目を向けてみてください。
舞鶴市役所福祉部障害福祉・国民年金課
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