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平成31年2月18日 部課長会における市長訓示

[2019年3月14日]

ID:4992

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平成31年2月18日 3期目に係る市長訓示(部課長会)

 皆さんおはようございます。今日、2月18日から新たに3期目の仕事が始まります。

 これまでの2期8年間、市職員の皆さん、ここにご出席の部課長の皆さんには大変お世話になりました。心から感謝を申し上げます。市民の生活を守る、市内の事業所が仕事をしやすいようにする、そのさまざまな役割を担った市職員ですが、その役割にどう応えるのかという事をいつも考えながら仕事をしてきたつもりです。一方で私一人では何もできません。皆さんに助けてもらってできたと思っています。

 私の感覚ではすぐにできると思っていたことでも、これまでの背景もあり4年かかったり、5年かかったりしたものもありますが、命令口調で言ったことは一度もないと思っております。「これしてほしい」「こうならんのか」とそういう問いかけをしてきたつもりです。

 この8年間の思いを要訳しますと、まず、このまちで生まれた子ども達に愛着と誇りを持ってもらうにはどうしたらいいのかと考えてきました。自分で生まれたまちに愛着と誇りが持てない限りそのまちは消滅するというのが私の思いです。

 少子高齢化の問題がない時代には、自分のまちの事だけを考えていれば完結していたところもありますが、これからは連携し、周りのことを考えないと行政サービスの維持も難しくなっています。子ども達に、生まれたまちに愛着と誇りを持ってもらうこと、そして外からの投資をしてもらうことを実現するために「住んでよし、働いてよし、訪れてよし、の選ばれるまちづくり」というキャッチコピーでやって来たつもりです。

 こういった中で私が市長として市役所に入った平成23年には、交流人口153万人でしたが、平成29年は283万人と1.8倍に増えています、また、日本遺産や世界遺産への登録、また日本の20世紀遺産20選に選ばれました。これらを土台としながら、3期目を今日からスタートしたいと思っています。

 今後の4年間の市政への思いですが、皆さんご承知のごとく4月1日から第7次総合計画をスタートします。「ひと・まちが輝く 未来創造・港湾都市MAIZURU」が主たるキャッチコピーです。

 地方の良さである人と人との繋がりを大切にしつつ、一方で最先端の技術を取り入れて利便性を高める、そういった「便利な田舎暮らしができるまち」が1つの目指すべき方向じゃないかと思います。いくら頑張っても、東京や大阪にはかないません。やっぱり田舎には田舎の良さがあって、そういう良さを分かってくれる方も最近移住者の方でおられます。「便利じゃないですか舞鶴も。本当に欲しいものがあれば、1時間や2時間で神戸や大阪に行けますし、京都市内で買い物ができるし、日用品は全て手に入る。自然があっておいしいものがあって、こんな便利なところないですよ」と、外から来られた方が言ってくれます。そういったご意見を受け自信を持って、人と人との繋がりを大切にし、先端技術を積極的に導入し、快適に暮らすことができ、都会と共存できる、そう言った田舎暮らしによる、「心豊かに暮らせるまちづくり」というものを皆さんと共に、これからの4年間を進めていきたいと思います。

 まちづくりについてですが、これまでは行政が主導でやってきましたが、もはや行政主導ではやりきれない、全部に目配り気配りができないと言う状況だと思っています。

 行政が得意なものというのは行政しかやっていない、例えば、戸籍の管理などがあります。一方で、観光などは、はるかに企業の方が経験を積んでいます。そういった意味で企業との連携、また大学、高専などのいわゆる教育機関との連携、我々が持っていないノウハウのある組織との連携が重要であると考えています。これらを取り入れることによって、効率的でそして効果的な取り組みが出来るのではないかと思っていますので、ぜひ自分の仕事に関係する研究機関との繋がりをしっかり持っていただきたい。

 また知恵を借りるには、外に出て下さいと私は言ってきました。昔の行政は役所にこもり、役所に中に用事のある人が来るという形だったと思いますが、それは時代遅れで、外に出られる人はどんどん外に出て情報を発信して欲しい。また色んな情報を受信して欲しいと思っています。待ちの姿勢、受け身にならず常に自分の顧客は誰なのかと言う意識をしてほしいと思います。それぞれの部署によって違うと思いますが、顧客が誰だということを意識し、顧客に満足してもらうために何が必要なのかを考えて欲しい。全ての市民が満足してくれることが理想かもしれませんが、それはありえないと思っています。市民の皆さんの4分の3以上の方には、たとえ嫌な施策でも理解していただくことが必要じゃないかなと思います。

 昔からアンテナを高くしなさいと言われています。しかし、私はもうアンテナは時代遅れだと思っています。これからの仕事は、レーダー的感覚が必要だと思っています。レーダーというのは、ある電波を発信してその跳ね返りで、いろんな状況を把握する、これがレーダーです。アンテナは自分達で発信せず、じっとしていて来る情報を得るというものです。外へ出て自分の顧客に新たな情報を発信して、その跳ね返りがあればそれをしっかり反映させてほしいと思います。

 この8年間で債権管理の適正化、公共施設の一括管理、人事評価制度の導入、そして受益者負担の適正化、まさに与えられた財源で最大限の効果を発揮するためのさまざまな施策を行いました。そして歳出を抑えた予算編成がなかなか順調に進まない中で、部への枠配分というやり方を導入しました。これは我がまちが将来に渡って持続可能な行政運営を可能とするための行政改革、そういった仕組みや土台をつくるためにやって来たものであります。これからは皆さんがこれら行革の土台を生かし、さらに改良、改善を進めていただきたい。全ての仕事においてこれで完成ということは絶対ありません。 

 もうひとつ重要なことは、仕事において、自分の仲間が自分を、自分のやり方を支持してくれるんだろうかと考えてもらいたい。また、福知山市ではどうしているのか。綾部市はどうしているのか。京都府はどうしているのかというふうに、同業者が、どんなアプローチをしているか意識する。狭い領域で満足するのではなくて、同業他者を意識するということも極めて重要だと思っています。同業者に評価される、自分のチームに評価される、そのチームが対処している顧客に評価される。この3つのところから支持されることが重要です。

 そして、常にこれでいいのか?時代が変わって今までのやり方でいいのか?と、問い続けることも極めて重要だと思っています。多様な視点、レーダー的な情報の収集、また発信こういったことをやっていただきたい。

 振り返れば、1901年に鎮守府ができて、当時最先端の鉄道技術、また水道やさまざまな技術をまちに投入していました。この赤れんがの建物は100年程前に立てられたものです。こう言った場所で、皆さんとこの時間を共有できる。大変恵まれた環境にあると思っています。 このまちは本当にポテンシャルが多い資産あふれたまちだと思っています。

 自然豊かなところで人と人との繋がりを大切にしている一方でそんな不便ではない、こういったまちの住み方があるということを、皆さんと共に都会の方へ発信して頑張って行きたいと思っています。

 私の力だけでは何もできませんので、市の職員の皆さん、そして我々と関連の深い企業の皆さん、また学術的な専門的なサポートをしてくれる研究機関、教育機関との連携をしっかり行い、他のまちから「舞鶴すごいことやっているな」「モデル事業をやってるな」と、そう言う風に評価される事業ができるだけ多く出てくる事を祈念し、また皆さんの支援をお願いしまして、私の3期目にあたっての思いを皆さんにお伝えいたします。




 


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