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令和2年度 新規採用職員辞令交付 市長訓示

[2020年4月1日]

ID:6168

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令和2年度 新規採用職員辞令(4月1日)市長訓示

 

 新規採用職員への市長訓示


 本日、舞鶴市役所および消防職員、病院職員として採用されました15名の皆さんを、新しい仕事仲間としてお迎えでき大変うれしく思っています。

皆さんの中に地方公務員として安定した職を得たと思っている人がいるとすれば、即刻その考えを改めていただきたい。これは私が常に思っていることで、毎年の新規採用職員への訓示でも同じことを話しています。また、平成25年度から新規採用職員は半年間の仮採用となっており、先輩職員の指導のもと、社会人としての自覚を胸に責任感を持って積極的に仕事に取り組み、仮採用終了後の秋には正職員として採用されることを期待しています。

 私は市長として今年で10年目になりますが、市役所の業種は「サービス業」だと思っています。顧客は市民の皆さんや市内で営業されている事業主、市内の公的機関に勤める職員とその家族です。その顧客にたいして働きやすく、住みやすい環境を提供することが我々の仕事です。また、市外から訪れるビジネスマンや観光客には、再び訪れたいと思ってもらえる環境を提供しなければなりません。

 さらに近年の少子化、若者の市外への流出による定住人口の減少は、全国の地方自治体が抱える重要な課題となっており、その解決に向けて早急な対応が求められています。どうすれば、これらさまざまな課題を解決することができるのかですが、私が重要だと思っている3つのポイントを説明します。

 まず、第一に「常に市民目線で考える」誰に対してこの事業をするのかを市民目線で考えることが大切です。現地現場主義で仕事をすることも大切です。地域が抱える問題点や、市民の皆さんの苦情や要望を解決するためには、現場に行って直接市民の皆さんと話をしなければいけません。市役所の中だけでは適切な対応はできなと思っています。皆さんも、役所の中だけでは十分な解決方法は見つからないということを自覚してください。 また、「このまちの強み」がブランドになるのですが、磨かなければブランドにはなりません。その原石を磨いて、世に目立つようにして初めてブランドになります。良いものをさらに良くするためにも、さまざまな課題を解決するためにも、現地現場主義を第一にしてください。

  次に大切なことは、情報を収集すること。また、収集したその情報を「だれに発信するのか」を常に考えることです。情報収集にはコミュニケーション能力が必要です。相手の立場、気持ちを汲んで話をしていけば、要望や悩みが分かります。以前は、情報収集には「アンテナを高くしなさい」と言っていました。今は「レーダー」の時代です。レーダーは、自分から直に情報を聞きたい相手に向けて発信して、どんな風に反応をするのかを見ることでより正確な情報を得ることができます。これがレーダー的な情報収集です。アンテナは、ただ聞いているだけです。情報の収集・発信のためにはコミュニケーション能力を鍛えることが大切です。情報の発信にしても、市内だけではありません。京都府下、時には海外に向けて「このまちはこんな良いところがありますよ」と、クルーズ客をはじめとした外から来る人に情報を伝えることが重要です。その中で気を付けないといけないことが個人情報の管理です。個人情報をしっかり管理しながら情報を収集・発信すること。

 もう一つ大事なことは、仕事での専門知識・専門技術を高めることです。市内のことだけでは不十分で、福知山市ではどういう仕事の仕方をしているのか、京都市役所はどういう仕事をしているか、国はどういう風な思いで施策を作っているのだろうと、常に周りの情報を得るということも大切です。私は昔、医者をしていました。若いときは信用されるために常に患者さんのそばに行って「私は若いので経験は足りないけれども、分からないことは先輩の医者に聞いてしっかり対応します」と伝え、日曜日も、夜も、患者さんの部屋に行って見ることで信用を得るようにしていました。皆さんも初めのうちはすぐには信用してもらえませんが、しっかりと技術や知識を高めて、市民や自分が顧客となる方に信用してもらえるように、頑張っていただきたいと思います。常に上を目指す、常に先輩を目指し、先輩を追い抜こう。それぐらいの思いで頑張ってほしいと思います。

また、与えられた仕事をするだけでなく、自分から積極的にこの仕事を極めるにはどうしたらいいか自問自答しながらレベルを高めていただきたい。常々、先先を考えながら仕事をするそれが正職員です。皆さんは正職員で雇われたのですから常に今のままでいいのか、何をすべきなのかを常に考えていただきたい。マニュアルを見ながら仕事をするのは正職員ではないと私は思っています。皆さんはマニュアルを作る側です。マニュアルを見る側ではない。このマニュアルはなぜできたのだろう、これに書いてあるマニュアルを守らなかったら、どんな不都合が起こるのだろうということもぜひ考えていただきたいと思います。

 また、専門性を高めるということは企業で言えば専門性や法律というのは利益につながります。しかし、市役所における専門性を高めることは仕事の質を上げる、そして迅速に物事を解決できる。これが役所における専門性を高めることの意味です。したがって、常に情報収集する中で「こういう研修会がある」など、常に情報を得て自己研鑽することに努めてほしいと思います。

 そして、もうひとつ大切なのは、自分ひとりでやれることには限りがある。必ず仲間とチームでやる。みんなで同じ方向を向いて働くことが重要です。中には芸術家やスポーツなどある特定の個人の能力がすごく問われるようなものもありますが、市の仕事はまさにチームです。チームで頑張る、それぞれの良さをしっかりと出しながらチームでよい成績をとることが原則だと思っています。

 皆さんが今後、自分の努力が必要なことが言うまでもありませんが、職場環境も重要です。いくら優秀な人でもそれが伸びるような環境でないと成長できません。今日は皆さんの後ろに幹部がいます。副市長も含め管理者側は皆さんが伸びやすいような環境を作るということも仕事であり、皆さんはその環境の中で切磋琢磨、自己研鑽してレベルを上げていくということが重要です。

 私が平成23年にこの仕事についたその当時は、高速道路がつながっていませんでした。インフラがそろっていないのに頑張れ。そんな無理を言うなと私は思っていました。でも今はもう高速道路はつながっています。この舞鶴、京都府北部には極めて重要な京都舞鶴港があります。高速道路と港がつながるなどさまざまな点において、我々は有利な立場にありますが、それを生かさないとまちの発展にはつながりません。さまざまなインフラをしっかりと活用すれば、このまちは夢や希望を持って働けるまちだと思います。

 皆さんはまちを元気にする。暮らしを楽にする。そういう仕事をするわけですから、しっかりと自覚をもち、やりがいと達成感を感じていただきたいと思っています。仲間はたくさんいます。しっかりと勉強して人から信用期待される職員になっていただきたいと皆さんにお伝えし、私からの訓示とさせていただきます。

 


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