●【動物編 昆虫類】Top  
 観察時期
5〜7月頃(最盛期:6月中旬)
 形態・分布・生態的特徴等
●日本固有種
●レッドデータ 京都府:要注目種
●環境省指定 指標昆虫
●形態:体長12〜20mm
●分布:本州、四国、九州
●特徴:幼虫は清流に生息し、カワニナ(P90)類をエサとしている。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 舞鶴市内では各河川の上流域で普通に見られる種です。本種と並んで取り上げられるやや小型のヘイケボタルは、昭和40年代頃までは市街地でも至る所で見られましたが、水質環境悪化の影響か少なくなっているので、むしろこちらの方が注目したい種です。与保呂川(よほろがわ)や朝来川(あせくがわ)、由良川(ゆらがわ)の支流各河川は自然が豊かでホタルの観賞ポイントになっています。夜間、車のウィンカーを点灯するとホタルのオスはメスと間違えて近寄って来ることもあります。また、名は「星垂(ほた)れる」「火垂(ひた)れる」に由来するそうで、舞鶴では「ホオタロ」という方言があります。

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