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 観察時期
2〜3月頃(第1化)
 形態・分布・生態的特徴等
●形態:前翅長30mm
●分布:全国各地。国外でも世界各地に広く分布し、北アメリカ・オーストラリアなど、従来生息していなかった地域へも侵入し分布を広げている
●特徴:食草はアブラナ科の栽培野菜(キャベツ、白菜、アブラナ、ダイコンなど)で、耕作地周辺に生息し多くの花の蜜を吸う。年6〜7回発生。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 最も身近に観察される蝶で個体数も多く、絶滅等の心配はありませんが、平成19年には舞鶴でも2月に第1化が観察されるなど、地球温暖化との関係において第1化の発生時期を注目しておきたい種です。「モンシロチョウ前線」は南から北へ移動しますが、そのスピードが上がっているようです。モンシロチョウ(紋白蝶)は紋が黒いのに紋白でありますが、実は、正式な和名はモンクロシロチョウ(紋黒白蝶)で、明治初期に命名されました。しかし、名前が長すぎることから省略されてモンシロチョウになったそうです。

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