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 観察時期
留鳥
 形態・分布・生態的特徴等
●形態:全長23cm。オスは青い背にオレンジ色の腹。メスは暗褐色に鱗状斑で覆われる
●特徴:岩の割れ目、土手の穴の中などに営巣していたが、町中では人を恐れず人家の軒下や隙間に営巣する。1年に2回繁殖するものもあり、どんどんと数を増やしている。屋根上や電柱の上で明るい大きな声で一番多くさえずりの聞かれる鳥で、メスもさえずることがある。枯草、細根などで皿巣をつくり5〜6卵産む。昆虫、トカゲ、ムカデ、木の実などを捕食する。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 イソヒヨドリは、大浦(おおうら)半島から市街地へ進出してきた野鳥です。和名の由来は海岸の岩場や磯に生息することから名づけられました。30年程前には三浜(みはま)や小橋(おばせ)地区などの海辺に生息していましたが、生態を急激に変え、市内のほぼ全域で普通に生息する鳥になり、更に内陸部へ進出しつつあります。安全な人家の軒下で繁殖し、市内で最も多い鳥になりつつあります。軒下に巣箱を作ってやるとそこでも繁殖することがあります。

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