●【景観・地形・地質編】Top
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜

 空山(そらやま・標高549.6m)に登る途中、木々の間から小鳥のさえずりが賑やかに聞こえ、眼下には田畑や鎮守(ちんじゅ)の森、青い海・青い空が一幅の絵のように広がります。山裾の三浜(みはま)、小橋(おばせ)地区は、古代から人々の営みがあり、製塩土器の出土や古墳群の発掘調査がなされてきました。現在、白い砂浜には海水浴を楽しむ人々が集い、豊かな漁場を提供してくれる冠島(かんむりじま)周辺では、大型定置網漁や釣り・延縄漁が行われます。6月1日に行われる勇壮な「雄島(おしま)まいり(未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産100選[水産庁])」は、大漁を願っての行事ですが、道を歩いていると「道切り札」や5月には「天道花」(てんとうばな)など、四季折々の行事の片鱗を目にすることができます。

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