冠島（かんむりじま）は成生岬（なりゅうみさき）より北北西9.3kmの若狭湾上に浮かぶ無人島で、大正13年（1924）に「オオミズナギドリの繁殖地」として、日本で最初に天然記念物に指定されました。また、沓島（くつじま）は冠島の北東2.2kmに位置する無人島で、「ウミネコ・ヒメクロウミツバメの繁殖地」として、昭和40年に舞鶴市の天然記念物に指定されています。冠島及び沓島はともに希少な動植物が生息する環境を有しており、厳正にその保護を図る必要性が高いことから、平成19年に若狭湾国定公園特別保護地区に指定されました。なお、冠島、沓島とも無断上陸が禁止されています。

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