●【景観・地形・地質編】Top
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜

 瀬崎(せざき)トンネルを出て瀬崎地区に入ると丸い礫(れき)の磯(岩石海岸)が左手の博奕岬(ばくちみさき)へ続いています。礫を見て何か気がつきませんか?そう、礫は岬の方は白色で、それ以外は黒色です。白い礫は花崗岩(かこうがん・新生代初期の宮津花崗岩)で、黒い礫は閃緑岩(せんりょくがん)か斑(はん)レイ岩(古生代末の夜久野岩類)です。海の波の浸食作用で丸い礫になり、白と黒の岩石の境が礫の境になっています。「昔、竜神とクジラ大王が海岸に転がっている白と黒の石を使って囲碁の勝負をしたので、博奕岬と呼ばれるようになった」という民話が残っています。

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