平成29年8月23日（水）・24日（木）第26回日ロ沿岸市長会議・日ロ沿岸ビジネスフォーラムに多々見市長が出席

　日本海沿岸とロシア極東・シベリア地域の各都市の市長が参加する「第26回日ロ沿岸市長会議」が新潟市で開催され、多々見良三舞鶴市長が出席。23日には、「日本海沿岸地域とロシア極東シベリア地域とのビジネスチャンス拡大について」をテーマに、24日には、両地域諸都市における双方向（インバウンド・アウトバウンド）の観光交流促進に向けた方策について、日ロ各市から発表が行われました。
　最終日には、多々見市長が日本側代表として共同コミュニケを発表。昨年の日ロ首脳会談で日本側が示した8項目の対ロシア経済協力案を高く評価し、地域間交流がその重要な推進力であると指摘し、交流と協力関係の構築には航路と航空路の安定運航が不可欠であり、経済的な需要を考慮して活性化策を検討していくこととなりました。また、双方を結ぶ航路と航空路の活性化策を検討することや短期渡航時のビザ取得手続きの更なる簡素化を両政府に働きかけるなどとした共同コミュニケを採択し閉幕しました。
　なお、次回の市長会議は、2019年に、ロシア・カムチャッカ地方の中心都市のペトロパブロフスクカムチャツキー市で開催される予定です。
　ロシア極東地域には、多くのビジネスチャンスが眠っており、本市の成長にとって、日本とロシアとのビジネス拡大は大変重要であり、市といたしましても、引き続き、両地域間の経済交流の発展に努めてまいります。

同会議に出席をしていたゴレーロフ・ナホトカ市長と昼食時に懇談。8月に来鶴したナホトカ市女子ソフトボール訪問団の受け入れや沿海州地方における環境問題についてなど、互いに近況を報告し合いました。