●【動物編 貝類】Top  
 観察時期
9〜6月頃
 形態・分布・生態的特徴等
●海産貝類
●形態:外套(がいとう)長45cm。体は普通の形をしているが、ひれは外套膜の側方の全長にわたり、半円形に近いため背側から見るとうちわ状。このためコウイカ類と間違えられるが、石灰質の甲(貝殻)はない。オスは背側にとぎれとぎれの横紋がある
●分布:北海道以南。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 アオリイカは舞鶴市内では、現時点での絶滅危険度は小さいですが、生息条件の変化によっては絶滅の危険性を有する希少な種と考えます。その泳いでいる姿がほとんど透明なことからミズイカ、また産卵期には海岸近く藻場に寄るためモイカ、また、ひれの形からバショウイカ、クツイカなどの異名もあります。このイカは、肉厚で大変美味しく、刺身やバター炒め、甘辛煮など調理方法がたくさんあります。

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