●【動物編 貝類】Top  
 観察時期
通年(冬は冬眠)
 形態・分布・生態的特徴等
●レッドデータ 環境省:準絶滅危惧(NT)、京都府:準絶滅危惧種
●淡水産貝類
●形態:殻高(かくこう)6cm、殻径(かくけい)4〜5cm。螺層(らそう)が著しくふくれた丸みを帯びたタニシ。縫合はくびれる。殻表(かくひょう)は緑がかった黒い殻皮(かくひ)をかぶっていて、2〜3の細くて目立ちにくい螺肋(らろく)がある。蓋は黄褐色
●分布:全国各地の田、川、池に生息
●特徴:6〜7月頃胎児を産む。胎児数30〜40個で非常に小さい。乾燥や低温に強い。食用になる。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 全国中で繁殖しているはずのタニシ類ですが、本当は農薬などで大変少なくなっています。舞鶴市内でも、近い将来において野生での絶滅の危険性が高いものと考えます。子供の頃、田や川で採取してきて、祖母や母に佃煮にしてもらって食したものです。「夕やけの 美しかりし たにしかな(淡月)」。

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