●【動物編 貝類】Top  
 観察時期
通年(冬は冬眠)
 形態・分布・生態的特徴等
●陸産貝類
●形態:殻高(かくこう)1.9〜2cm、殻径(かくけい)3.1〜3.2cm。螺塔(らとう)は低円錐形。淡黄白色の地に黒色の色帯をめぐらすが、クチベニマイマイ模様型が一般的で、普通は縫合の下の第1帯があらわれるが、無帯型の個体もある。軟体部の背面は両背に黒縦線がある。下方に移るにしたがって淡くなることが多い
●分布:東限は愛知県、岐阜県。西限は兵庫県播磨地方。北限は福井県越前市、南限は和歌山県新宮市。舞鶴は西限と北限の中間地点である
●特徴:樹上性で寿命3年〜5年。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 舞鶴市内では、絶滅の危惧がもっとも増大している生き物と考えます。以前には市内ではどこにでも生息していたものですが、現在ではその姿を見ることは大変難しく、筆者はここ数年、姿を見ていません。和名は、殻口の外唇が紅紫色になることに由来します。

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