●【動物編 貝類】Top  
 観察時期
通年(冬は冬眠)
 形態・分布・生態的特徴等
●日本固有種
●レッドデータ 京都府:要注目種
●陸産貝類
●形態:殻高(かくこう)2.7cm、殻径(かくけい)0.7cm。殻表(かくひょう)は淡黄色〜褐色。殻口(かくこう)縁は四辺形状で、下軸板があらわれる。体層内の主襞(しゅへき)の下に比較的長い4個の腔襞(こうへき)が斜めに並ぶ
●分布:近畿地方北西部〜中国地方東部
●特徴:寿命5年。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 各産地の個体数が激減している中、舞鶴市内でも、やはりその数は減り続けています。近い将来において野生での絶滅の危険性が高いものと考えます。カタツムリの仲間は学術的にはマイマイと呼びます。個体数の減少については、酸性雨が原因だと決めつける学者もいるようですが、確かにマイマイの殻は酸に弱く、近年どの殻を見ても殻頂(かくちょう)が溶けているものが多いようです。ただ、なぜ急激に種類、個体数が減ったのかは今だよくわかっていません。また、和名のシリオレは成貝になると殻頂がとれることに由来します。

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