●【動物編 哺乳類】Top  
 観察時期
通年
 形態・分布・生態的特徴等
●形態:体長50〜80cm、体重4〜6kg
●分布:本州、四国、九州
●特徴:山林に棲み、木登りもうまく、主に夜行性。つがいで数頭の家族グループで木の洞、アナグマの巣穴、岩穴、時には民家の軒下に棲む。雑食性で、カエル、カニ、魚などの小動物のほか、果実などの植物質の物も食べる。春に出産。成長は早く、秋には親と同じくらいになる。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 タヌキは驚くと仮死状態におちいることがあります。このことを俗に「タヌキの死んだふり」と言います。近年、舞鶴市内の山々でタヌキの姿が見えなくなりました。足跡を探しても本当に少なくなりました。以前には、民家の庭先に出現したものが、この頃ではアライグマに取って代わってしまいました。筆者は、おそらく幼体期にアライグマにエサとして食べられたのではないかと推測しています。

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