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 観察時期
留鳥
 形態・分布・生態的特徴等
●国内希少野生動植物種
●レッドデータ 環境省:絶滅危惧B類(EN)、京都府:絶滅危惧種
●形態:全長 オス72cm、メス80cm、翼開長165cmの大型のタカ。トビよりやや大きく翼の幅は広い。後頭部の羽毛は少し長く冠羽状になる
●分布:日本では北海道から九州で繁殖
●特徴:高木の枝上に営巣し、1〜2卵を産む。鳥や獣、ヘビなどを捕食する。自然の豊かな山地の森林に留鳥として棲む。行動範囲は4〜5km。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 舞鶴市内ではクマタカが極少数生息しており、市の道路工事現場近くの山林で2組のつがいが2カ所で生息していることが確認されています。市が設置した「道路整備検討会議」による平成19年の調査では、成鳥がえさを運ぶ行動と5月頃にふ化したとみられるヒナ1匹を発見し、3年ぶりに繁殖が確認されました。平成7年に成長を初めて確認して以来、8回目の繁殖となります。今後もあたたかくクマタカ親子を見守っていきたいものです。和名の由来はクマは大きいの意味で、タカは高く飛ぶ鳥のことを指しています。

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