●【植物編 木本】Top  
 観察時期
通年
 形態・分布・生態的特徴等
●常緑高木
●分布:本州、四国、九州
●葉:革質で光沢があり、3脈が目立つ。互生
●花:5〜6月頃に小さな花を咲かせる
●果実:小さな球形の実をつけ、10〜11月頃に黒紫色に熟す
●生長が早くて大木になりやすい
●木からはよい香りがして、かっては樹皮を防虫剤の原料にした
●葉を揉むと独特の香気あり
●葉と枝から樟脳油を採る。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 中総合会館の南側駐車場にあるクスノキは二つに分かれた幹が途中でつながっており、ドーナツのようになっている珍しいものです。また、殺虫剤の原料である樟脳は、クスノキから採りました。かつて、クスノキで作ったタンスや衣装箱が高級品として扱われたのは、虫よけ効果が期待されたからです。英名はカンファー(樟脳)で、カンフル剤は樟脳を精製したものです。和名の由来は「薬の木」が転じたそうです。

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