●【植物編 木本】Top  
 観察時期
12〜3月頃(花期)
 形態・分布・生態的特徴等
●日本固有種
●常緑高木
●分布:本州、四国、九州の海岸近くの人里や山地
●葉:長さ4cm以上で、革質で厚く、表面は艶やか
●花:赤く大きな花を咲かせる
●果実:種子は厚い殻に包まれているが、9〜11月頃にはじけて黒褐色の種を落とす
●幹は直立し、高さ15m、直径50cmを超えるものもある
●北陸から東北地方の日本海側には多い雪に対応し分化した変種のユキツバキが分布する。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 岡田中(おかだなか)地域の下見谷(しもみだに)地区の六角地蔵(ろっかくじぞう)には、「下見谷の大椿」と呼ばれ地元の人に親しまれているヤブツバキの大木があります。その大きさは胸高周囲1.71m、高さ約6mです。伝承は不明ですが、傘のように広げた下垂れの枝は、根元に祀られたお地蔵さまを雨雪や夏の日差しから守り続けています。

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