●【植物編 木本】Top | ||||||||||
観察時期 | ||||||||||
4月頃(花期) | ||||||||||
形態・分布・生態的特徴等 | ||||||||||
●落葉高木 ●分布:本州、四国、九州の温帯〜暖帯上部の山地。日本海側に多い ●葉:披針形〜卵状披針形で裏面は白色をおびる ●花:コブシに先駆けて、花弁を広く開き白色の花を咲かせる ●果実:10〜11月頃に赤い実をつける ●コブシとよく間違えられる。見分け方は、花のすぐ下に葉がないのがタムシバで、葉があるのがコブシである。 |
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へぇ〜、そうなん! 〜なるほど豆知識〜 | ||||||||||
丹後富士と称される建部山(たてべさん)全体を覆うように生えており、花の咲く時期には由良川(ゆらがわ)から見ると山が白く見えるほどです。和名の由来は葉を噛むと甘いことから、「噛む柴」が訛ったと言われています。また、芳香のある白い花を咲かせることから、別名を匂辛夷(においこぶし)と言います。生薬の辛夷は中国産のモクレンの仲間のつぼみを乾燥させたもので、タムシバやコブシも同様に扱われることから由来します。効能は蓄膿症、鼻炎に効くそうです。
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