●【植物編 木本】Top  
 観察時期
5〜8月頃(花期)
 形態・分布・生態的特徴等
●レッドデータ:京都府:準絶滅危惧種、近畿:絶滅危惧種B
●落葉低木
●分布:北海道、本州(太平洋側は茨城、日本海側は鳥取県以北)の海岸の砂地に生える
●葉:奇数羽状複葉(うじょうふくよう)で小葉は5枚から11枚
●花:紅紫色の美しい花を咲かせる
●果実:8〜10月頃に果実が赤く熟する
●幹や枝に細かいトゲを密生する。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 花は香料となり、北海道では花摘みの光景が見られたと言います。果実はそのままでも食べられるほか、果実酒にも利用されます。神崎(かんざき)地区の浜にはハマナスが自生していますが、数も少なく生育の南限地となっているので、大切に保護していく必要があります。和名は実が食べられることから「ハマナシ」と呼ばれ、東北訛りで「ハマナス」になりました。

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