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 観察時期
夏鳥
 形態・分布・生態的特徴等
●レッドデータ 環境省:絶滅危惧類(VU)、京都府:絶滅危惧種
●形態:全長20cm
●分布:本州以南の林に飛来
●特徴:平地から山地の落葉広葉樹林の上部に棲む。8月には山間部を移動する数十羽の群れを見ることがある。空中を飛ぶ虫を追いかけて取り、高所の枝に体を立てて止まる。大木の横枝や木の又に樹皮や細い枝などで皿形の巣を作り、外部にウメノキゴケをクモの糸で張りつける。卵は4〜5個。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 サンショウクイは、サンコウチョウと同じく全国的に減少していますが、舞鶴市内では残っている野鳥です。特に太平洋側では非常に減少したと言われていますが、市内では青葉山(あおばさん)や多称山(たねやま)、倉梯山(くらはしやま)などの山地の高木で繁殖します。広葉樹林の上部に住み、上空を「ヒリヒリン、ヒリヒリン・・・」と鳴きながら飛びます。その鳴き声がまるで、ヒリヒリ辛い「サンショウ」を食べて鳴いているようなところから「サンショウクイ」という名前がつきました。

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