●【景観・地形・地質編】Top
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜

 多祢山(たねやま・標高556.3m)は大浦(おおうら)半島の西側に位置し、大浦森林公園として巨木の森(イヌシデの巨木林)、常盤木(ときわぎ)の森、カエデの森、水源の森などがあります。頂上には一等三角点や砲台跡があり、眼下に冠島(かんむりじま)を望む眺望は素晴らしいものがあります。舞鶴湾を望む中腹には、西国薬師第30番霊場の多禰寺(たねじ・寺伝では587年に用明(ようめい)天皇第三皇子の麻呂子親王(まろこしんのう)が開基)があり、国指定重要文化財の金剛力士立像(こんごうりきしりつぞう)をはじめ、普賢菩薩騎象像(ふげんぼさつきしょうぞう)などの文化財があります。またお寺から森林公園を一周する88ヶ所地蔵めぐり(約3km)の登山と散策が楽しめます。ふもとの地域と一体となったこの環境を守っていきたいものです。

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